Eclipseとか使いたくない人がWindowsでJavaの開発環境を作る
Javaの開発環境を調べていたら毎回毎回Eclipseの情報が出てくるが、なんとなくあのIDEを使いたくない場合はこういう風にしようって感じの話。
ざっとまとめるとこんな感じで開発してる
- エディタ : Visual Studio Code
- ビルドツール : Apache Maven
- シェル : Windows Powershell
- バージョン管理 : git
まあぶっちゃけたことを言うと一番苦労するのはVSCodeの環境を整えることでGitはGit for Windowsとか入れればいいしMavenはZIPで落として適当なところに解凍してパスを通すのが楽。
パッケージ管理システムを使うならChocolatyあたりを使うといい。この場合もPowershellになる。
ところでシェルをPowershellにしているが、実をいうとBashを使いたかった。
Bash on Windowsでも同じプロジェクトを操作することができるが、一つ問題点としてBashとWindowsの環境が切り離されているというところ。WindowsにGitを入れてもBashの方ではGitが呼べない(厳密には2017年4月のCreater Updateで呼べるようになるらしいが)ので、Bash環境の方にLinux用のGitやMavenを入れる必要がある。
が、現状(バージョン1607)ではBash on WindowsでJava実行時に問題が起きるのでそれができないという問題がある。また、Bashの方からWindowsのMySQLへのアクセスとかしようとするとソケットでエラーが出てくるためあまりよろしくない(解決できるかもしれないけど時間かかるしわからなかった)。これはこれでBash側にMySQLサーバ立てればいいところでもあるが。
VSCodeの開発環境は拡張機能でJavaの言語サポートがあるためそれを使うのが一番簡単だと思う。
Red Hatのやつが特に問題なく入ってくれると思う。Language Support for Java™ by Red Hatってやつ。
各種MavenのプラグインはPOMに直接書き込むことになる。これが面倒だなぁと思うならGradleに移行するのもいいと思う。最近ならプラグイン関係はMavenにもGradleにも対応してると思うし。
Mavenのプラグインは基本的に好みだが、おススメするところでは
あたりは入れておきたいと思う